僕が出会い系サイトの会社に勤めていた頃の「グレーな裏側」を全て告白します。

筆者はフリーターを10年やっていて、あらゆる業種のお仕事を経験してきました。

その中でも今だにずっと後悔している、やらなけこればよかったお仕事があります。

それはズバリ出会い系サイトに関連するお仕事です。

特殊な経験だった出会い系サイトのお仕事をしていた時のお話をします。

具体的にお話するのは下記の3点です。

  1. 具体的にどんな仕事か
  2. 合計で4社渡り歩いてそれぞれの会社の手法やシステムの特徴など
  3. 筆者がこの仕事を経験して感じた事、そしてなぜこのお話をしようと思ったのか

もっとこのトピックについては他にもお話できることはあるのですが、

長くなるので今回はこの3点のみ、お話します。

具体的にどんなお仕事か

お仕事内容は、出会い系サイトを運営してる会社でサクラとして働きます。

サクラって何?

サクラとは女性になりすまして、お客さんとメールのやりとりをする会社の人間です。

つまり、なりすましなので出会える事はまずありません。

お客さんと長々とメールのやりとりをして疑似恋愛をさせて長期的に課金をしてもらう事が目的です。

Wikiから引用したサクラの意味

どうしてサクラっていうの?桜??といったサクラという言葉に対してまだピンときてない方へ

Wikiの解説を引用すると↓

「サクラとは、公演主催者や販売店に雇われて客の中に紛れ込み、特定の場面や公演全体を盛り上げたり、商品の売れ行きが良い雰囲気を作り出したりする者を指す隠語。当て字で偽客とも書く。」

サクラ(おとり)-Wikipedia

合計で4社渡り歩いてそれぞれの会社の手法やシステムの特徴など

ここでは、筆者が実際に働いた4社をA社、B社、C社、D社と称してそれぞれの特徴をお話します。

A社

基本的にお客さんがメールのやりとりをするのは下記の項目の繰り返しです。

  • お金を払ってポイントを買う
  • その買ったポイントを使ってメールのやりとりをする
  • ポイントがなくなったらまたお金を払ってポイントを買う

このA社は毎週火曜日と金曜日にポイントが倍になるキャンペーンをやっていました。

なのでこのA社のサイトを利用しているお客さんは普段はポイントをある程度セーブしながらメールして、

火曜日と金曜日のポイントが倍になるキャンペーン曜日になったらそこでポイントを買うという傾向があるお客さんが多かったです。

キャンペーンでお得さを出して、どうせポイント買うならという購買意欲の心理を突いてましたね。

ちなみに、ここのサイトの1人のお客さんは約4年間ほど利用して、合計の購入金額がなんと1千万円にまでなってるお客さんもいました!!

でも…約4年で1千万円も払って、一度も女性に会えないなんて…

そう考えると筆者はとても複雑な気持ちになりました。

ここの会社は支社だったのですが、売り上げが本社と比較するとあまりたいした事なかった為、

筆者が入社して約2年で閉鎖になり退職を余儀なくされました。

B社

閉鎖によって、転職先に困らないようにとA社からB社を紹介されてここで働きはじめました。

ここのB社は、下記の3つが印象的でした。

  1. メールの一括送信が可能
  2. 送信後でもメールの内容が変更できる
  3. 自分でキャラクターの設定ができる(このB社は毎回2人の女性キャラを設定する事を義務づけていた)

メールの一括送信が可能

メールの一括送信をする事によって、全国の登録しているお客さんをアクティブにすることができます。

例えば、今日全然どのお客さんもメールの返事ないな~って時に、今すごい暇~みたいなきわどいメールを

全国のお客さんに一括送信して、興味を持たせメールを返信させたりするかなりの荒技なのです。

送信後でもメール内容の変更ができる

この機能はかなりえげつなかったです。

お客さんはなかなか会えないとイライラしてお怒りのメールをぶつけてくることがあります。

ポイントを購入してお金をいくら使っても、じらされてなかなか会えないのですから当然ですよね。

そうなると、お怒りのお客様は「待ち合わせ場所と日時を教えろっ!」となります。

もしくは、こちらのメールを無視したりしてきます。

そうなるとまず、お客さんに会話の流れに沿った返事をします。これが1通目です(この時、会う日時と場所は言わない)

そして、メールの無視もしくは、さらなるお怒りのメールを送信してきたお客さんに

1日か2日くらい合間を置いて、あれ?この前待ち合わせ日時と場所を決めたのにどうしてきてくれなかったんですか?

~さんの事信じて待ってたのに…もしかして私のことだましてたんですか…?騙してるのはどっちだよ

とメールを送り、さきほど送った1通目のメールにすでに過ぎた日付と待ち合わせ場所を入れます。

要はメールの改ざんができてしまうんですね…

これによって、前回の1通目のメールを見返したお客さんは、

「あれ?待ち合わせ場所と日時がある!!え?入ってたっけ?」となりながら謝罪してきたり、

苦し紛れの言い訳をしながら、またグタグタなメールのやりとりを継続してしまうというカラクリです。

お客さんはこっちがメールの内容を変更できるなんて思ってないですし、

前のメールを確認すると確かに待ち合わせ日時と場所が入ってるので、強く言い返せないんですね。

この機能は今まで体験した出会い系の機能の中でも筆者が思う、1番えげつない機能でした。

自分でキャラクターの設定ができる

前回に勤めたA社ではキャラクターは全て管理者が作成していました。

しかし、このB社では毎朝1人2つのキャラクターを作成する事が義務づけられていました。

キャラクターの血液型やお仕事、趣味や使ってる携帯のキャリア、そして自己紹介文等を設定します。

設定して作成が完了したら、自分の作ったキャラで自分から

全国のお客さんにアプローチメールを無差別に送ります。

余談ですが、筆者は仮名でありさ(元AV女優)というキャラを作ったら、

社長に「なんでこんな現実味のない女作るの?こんな女おるわけないやん」

と怒られたのですが、皮肉にもそのキャラ爆発的人気でものすごい数のお客さんから

アプローチメールがきました。男性陣はAV女優が好きなんですねww

このB社は、怒られると落ち込んで黙り込んでしまう筆者の性格が社長は嫌いだったようで、

ある日怒られてる勢いでクビになってしまいました。

まぁ内向的で心の疾患もあったのですが、合う合わないってあるので仕方ないですね。

C社

B社をクビになって、この後どうしようかな~と家でニートしてると、

ある日A社の時の上司が電話をくれて「お前クビになったんやろ?あれやったら俺のとこくる?」

といっていただいたので、次の仕事の目処もついてなかった筆者はC社に勤める事になりました。

この会社の特徴は、

  • 必要であれば、会社の女性スタッフ、もしくは男性スタッフがお客さんと会っていた

という実際に会うパターンですね。

まぁそりゃ実際に会う人間がいるとお客さんからすれば、

サイトの信用度がさらにアップしますよね。

必要であれば、会社の女性スタッフ、もしくは男性スタッフがお客さんと会っていた

実際の実例をお話します。

お客さんで、どうしても会いたい!たとえ県外だろうと!というお客さんがいました。

そのお客さんは親の遺産が入ったとかで(お客さん曰く)既に数百万使ってるヘビーユーザーでした。

そしてわざわざ県外から会いに来るというのです!!

なので実際に県外から来てもらって、会社のサクラやってる女性スタッフを向かわせました。

けどもしもの事があってはいけないので、男性スタッフが2人の後をつけて、

見張るという事でやり方で実行したようです。

まぁ、特に何もなく、ただ食事とお茶だけして終わったとの事でした。

ちなみに、このC社が運営するサイトは女性会員(無料)がいて、

男性スタッフは好奇心と性欲旺盛なので、女性会員にはメールのやりとりで親しくなり、

女性に裸体の写メを送らせたり、実際に会って肉体関係を持ったりもしてました。

実際に会えるけれども、会った人間すらもサクラの可能性があるという実例です。

この会社は途中で売り上げが低迷して、人件費のバランスがとれなくなってきた為、

社長から、ごめんけど~と言われて退社する事になりました。

D社

最後に勤めた出会い系サイトの運営会社のお話をします。

この会社は元々ホームページ制作や集客をやっている会社で、

収益になるからという理由で出会い系サイトを運営していました。

ちょっと今までの出会い系サイトメインでガッツリ高収益!!という会社とは違った雰囲気でした。

この会社の特徴は下記の2点です。

  • ホームページ制作の会社なのでホームページ制作の部署があり、連携をとっていた
  • サクラのアルバイトスタッフ1人1人と定期的に面談やメール内容の個別指導など教育をしていた

なんかサクラですが、企業として収益の為に真面目にやってますって感じですね。

ホームページ制作の会社なのでホームページ制作の部署があり、連携をとっていた

ホームページ制作の会社が持ってるノウハウで集客、デザイン等に力を入れていました。

ちなみにこの会社が運営するサイトは人妻をコンセプトにしたサイトだったので、

人妻と関係を持ちたいお客さんをターゲットにしていたわけです。

サクラのアルバイトスタッフ1人1人と定期的に面談やメール内容の個別指導など教育をしていた

ここがまた会社全体で経営や売り上げを意識している独特の社風でした。

定期的にスタッフ1人1人と面談をして悩みをきいたり、アドバイスしたりしてましたね。

この会社は売り上げを上げれるスタッフには時給を上げたりして還元していました。

逆に売り上げが低いスタッフには、社員が隣についてマンツーマンで教えるという、

教育をしていましたね。

時には、厳しく声を荒げての指導とかもしていて筆者としては見ていて気持ちの良いものではなかったです。

こんな社風だったので、ゼリーメンタルで落ち込みやすい筆者は上司とは合いませんでしたし、

この仕事をする事に罪悪感を感じていて、もう無理!!となってフェードアウトして退社しました。

筆者がこの仕事を経験して感じた事、そしてなぜこのお話をしようと思ったのか

昨今、ブラック企業という言葉をよく耳にしますが、今回は僕のブラック歴史に関するお話でした。

なぜ、ブラック歴史と比喩してるのかというと、筆者自身、胸を張って言える過去ではなかったからです。

この仕事を始めて2年くらいたつと自分の中で違和感を覚えてきました。

「これって人を騙してお金を稼いでるよね…」

「この仕事をしてて得られるものってなに…?」

こんな形で稼いだお金で食べたいものを食べても、全くおいしくありませんでした。

この仕事から完全に足を洗った後も、数年間もの間ずっとこの事を後悔しながら、

生きてました。思い出すと時々気分が憂鬱になりため息が出ます…

しかし、胸をはって言える過去ではないのに、なぜこの事をお話しようと思ったのかというと、

筆者が運営してるこのウェブサイトのTough Life(タフライフ)は筆者が思っていた事、

感じていた事を全てをありのままに表現するというコンセプトなので、

自分の過去をごまかして覆い隠すのはやめようと思いました。

今までずっとため込んで後悔と罪悪感でストレスに満ちた気持ちを全て吐き出して、

僕自身が少しでも心をスッキリさせたかったというのが本音です。こんな事で自分の過去が消えるわけではないですが…

そして、もう1つの理由は、この記事を通じて、少しでも出会い系サイトやアプリを利用する人で、騙される人が減って欲しいと心から願っています。

これからインターネットの発展がますます大きくなる事によって、出会い系サイトやアプリを利用する人は、どんどん増えてくると僕は思っていますし、そういう出会いも全然アリです。

だからこそ、今出会い系サイト、アプリを利用してる人、もしくはこれから利用する予定のある人に、サクラというなりすましをする人間がいるという認識を持ってもらって貴重なお金を無駄に使って欲しくない。

僕の過去のブラックな経験が少しでも人の役に立てば…という罪滅ぼしの気持ちも込めて、

この記事を執筆しました。

こんな僕が言うのもなんですが、皆さんの素敵な出会いを全力で応援しています。

長い記事を読んでいただき、本当にありがとうございました。

ちなみに、筆者自身がサクラがいないちゃんとした出会い系アプリはないものかと実際に使って検証した結果、サクラなし、女性と会ってデートできたイチオシのアプリはこちらです。

運営しているのが、上場企業なので、信頼性が高いのもオススメの理由の1つですね。

かなり長くなりましたが、読んでいただきありがとうございました。

それではまたお会いしましょう。

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ABOUTこの記事をかいた人

1987年生まれ。病み系、出会い系が得意なクリエイティブライター&社会不適合者。
フリーター歴10年、サラリーマン1年半といったところ。
幼少期に母親から虐待を受けたり、アメリカ留学したり、出会い系の会社に勤めたりと色々とまとまりのない経験多数。
パニック障害や自律神経失調症といった心の病と現在も共存中。
スイーツと映画をこよなく愛している。
もう自分自身を殺して生きる事に疲れ果て、ありのままの自分を表現する為に、当ブログ「Tough Life(タフライフ)」を運営中。
→ 詳しいプロフィールはこちら。