前回、こちらの記事で英検を酷評した筆者です↓
実用的な英語を学びたかったら英検の勉強を一生懸命頑張る必要ないよと言ってる記事なので、
気になる方は是非読んでみてください。さて、英検を酷評した筆者ですが、酷評したのは1次試験の筆記テストについてです。しかし、2次試験の面接の試験は実践的な英語力を測る上でいい試験だと思いました。
英検の二次面接試験がどんな試験か簡単に言うと、
面接官が英語で質問してくる事に対して英語で答えたり、渡された問題用紙の問いに英語で答えたりします。
英検の筆記試験についてはかなり疑問がある筆者でもこの二次面接試験については、
かなり好印象を持っています。なぜか??具体的な理由は2つあります。
- 嫌でも英語で考え英語で答えないといけない(いい意味での強制力)
- 英語を口から出す能力だけでなくて、自分の考えを相手に伝える能力も問われる
これらの理由をさらに深掘りして解説していきますね。
嫌でも英語で考え英語で答えないといけない(いい意味での強制力)
筆者は個人的には人間は現金な生き物という考えがあります。
これは良くも悪くもです。要は自分にとってそれなりのメリットがあれば、
人間はそれなりに行動ができると言うことです。ではこれを?英検の二次面接に例えるとどうでしょう?
日本人は外国人に道をきかれようもんなら、アワアワしてしまったり、もしくは逃げる口実として、

なんて、今だに言ってる人たくさんいます(ていうかその時点で英語しゃべってるやん…)
しかし?もし二次面接試験でそんな事言おうもんならどうでしょう?
英語で問われた質問に対して英語で返す能力を測るテストなのにもう論外ですよね?
誰だって考えればわかるとは思いますが、そんな事言おうもんならもう減点対象です。
しかし、英検にどうしても合格したいという打算的な考えが多少は働くので、
どんなに英語を話すのが苦手でも、ここまで来たら、無理やりにでも英語で考え、
英語を口に出して答えようとします。
筆者は個人的にはこういういやでも話さないといけない状況を作り出して実践経験を増やすことは英語を口から出せるようになる為のとてもいいトレーニングになると思っています。

英語を口から出す能力だけでなくて、自分の考えを相手に伝える能力も問われる
筆者が一番にいいなと思ったのはこの部分ですね。なぜなら、
生きていると、自分の意見を自分なりに整理してそれを相手に伝える能力ってかなり必要になってきます。
これを英検の試験で実践できるのですから、大変すばらしい事です。
筆者が英検を受けたのはもう10年くらい前なので、かなり試験の内容を忘れていますが、
1つだけ覚えている問題があります。それは渡されていた問題用紙の問いに英語で答える内容で、
こんな問題でした。日本語訳で記憶を引き出すと、
「いいスポーツ選手を育てる為にいいトレーナー、コーチは必要か?イエスかノーで答え、理由を答えなさい。」
でした。当時は何とも思わなかったですが、今思えばとてもいい出題内容です。
もう英語力だけでなくて、自分の意見を伝えるというコミニケーションの根本が試される内容です。
しかし、普段から自分の意見を整理して伝えるという思考が習慣づいてない人には、
この手の問題はかなり難問になります。ですから、筆者がこのブログのタイトルを、
「資格試験とか大嫌いな僕でも認めた!英検の2次面接試験はある意味過酷だが実用的でいい2つの理由」
と言って「過酷」と表現してるのはそういった理由です。要は英語以外の能力も求められるからですね。

まとめ
- 嫌でも英語で考え英語で答えないといけない(いい意味での強制力)
- 英語を口から出す能力だけでなくて、自分の考えを相手に伝える能力も問われる
というわけで、この2つの理由があるので、テストに対してすごく嫌悪感のある筆者でも
英検の二次面接試験は実践的な口から出す英語を学ぶにはとてもいい内容であると認めています。
もう、筆記試験対策でまず問題から読んで英文から答えを探すテクニックとかを学ぶのに一生懸命
時間を費やすよりも、この2次試験対策でロープレを繰り返してトレーニングした方がよっぽどいいですね。
まぁ1次試験を通過しないと二次面接試験は受けれないのでそうもいかないのでしょけど…
てか、筆記試験とか思いっきってなくしてしまえばいい(それはちょっと言い過ぎかw)
国際化が急速にすすんでいるとはいえ、正直日本にいたら、英語ができなくても今はまだ困らないので、
英語を話せるようになる為の実践的学習がおろそかにされがちですが、
その中でも英語を話せるようになりたいと思っている人はいるので、そういう方々が英検の二次面接を
受けるのであれば、僕がこのブログでお話しした2点を意識して臨んで欲しいですね。

僕もよく英語についての質問を受けるので、
皆さんによりよいノウハウを提供できるように日々試行錯誤したいと思います。
英語関連のブログは他にもこういうの書きました↓