近年、やたらパワハラパワハラという言葉をきくようになったので、ふとあるお話を思い出しました。
僕はフリーター時代、飲食店もいくつか勤めた事があります。その中でもとあるラーメン屋さんに勤めていた時のお話です。
そこは全国的にも名の知れたラーメン屋さんです。恐らく名前くらいは皆さんきいた事あるかも…
皆さんがおいしくラーメンを食べに来ているそんな場所で起こっていた、とある女性の管理職のパワハラ内容と、その末路のお話です。
僕に言わせれば、昔の感覚で部下を扱うとこういう事態にも発展するよという、飲食業に勤めている方々への警告でもあります。
目次
パワハラ内容
内容は主に、暴言による精神的なパワハラでしたね。
自分の思う通りに動けないスタッフに対して、クズ、バカ、カス、使えないというような暴言を振りまいていていました。
女性にこんな言葉を浴びせられるんだから余計にビックリしますねw
飲食店ってお昼や夜のピークの時間帯とかすごくバタバタして忙しいので、そんな忙しい中で、
暴言を吐かれた時のストレスって半端じゃないと、飲食店に数店舗渡り歩いた僕ですので、容易に理解できます。
むしろ筆者も暴言吐かれまくった経験数知れず…w

暴言を吐かれまくった女の子のスタッフに起こった事
こんな感じで、スタッフに暴言を吐きまくって、我が物顔で牛耳っていた管理職ですが、
最終的に暴言を吐き続けられていた女の子が鬱になってお店に働きに来れなくなりました。

その結果、そのスタッフの母親が飲食店の本社に乗り込んでクレームをぶちまけたおかげで事件が発覚。
そりゃそうでしょう。自分の娘が鬱病になって、原因を探ってみると、職場の管理職から毎日のように、
バカ、クズ、使えないといったような暴言を吐かれていたというんですから、親として我慢なりません。
暴言女上司にとっては運の尽きってやつですね。
暴言女上司の末路
結果、女上司には処分が下りました。内容は管理者からの降格処分と別店舗への移動です。

しかし、元々暴言を人に吐きまくるような性格な為、移転先の店舗でも人間関係がうまくいかず、
最終的には自主退職して今はデパ地下で食べ物売ってるようです。
有名なラーメン屋さんなだけあって、こんな事公になったらイメージダウンも避けられないでしょう。
今ってパワハラは深刻な社会問題として取り上げられているものですから。
僕がこの事件からパワハラについて思う事

僕が今まで働いた場所がたまたまだったかのかもしれませんが、飲食店は基本ピリピリしやすい業種なので、
こういう問題にこれから直面していきやすいでしょうね。昔の時代を僕は生きた事がないので、わかりませんが、
あの頃の大人の話をきくと、昔は理不尽に耐える事が当たり前とか美徳という習慣が根付いているようですが、
現代の人たちは全くそんな事思いません。むしろ、理不尽な事へは普通にもの申したり、平気で退職願を叩きつけてくるという時代です。
人が変わらなくても時代は変わる。
パワハラの問題だってそう。パワハラという言葉が当たり前になっているのは、マスコミが騒ぎ立てるのもあるのですが、
それ以上に現代の人たちが問題視している証拠です。僕は問題点を注意するという事は必要な事だとは思いますが、
パワハラは断固として反対です。理由はパワハラは強い力から弱い力へ流れる一方的なものだから。
地位の高い人が同じ失敗や気にくわない事をした時に面と向かってバカとかカスとか言えますか?
地位の高い人や先輩にはそれができないくせに、後輩やその他の人にはパワハラするって筋が通ってないです。
もう1つの嫌いな理由は暴言でしか注意喚起ができない人は、指導力に欠ける無能だからと思ってしまいます。
もちろん、言われている本人の意識は大前提ですけど、それを差し引いても、僕の今日の話を例にするなら、
クズとかカスとかっていう言葉はその人の失敗とは全く関係ないものですからね。
今僕が言ったような事を平気で行っている管理職の方々は是非気をつけて欲しいです。
どこかの議員みたいに、被害者から録音されてメディアで公開処刑される事だってありますよ。パワハラネタってマスコミにとってはとてもおいしいネタですから。
度重ねて表現します。昔問題にならなかった事が今は些細な事でも普通に問題になります。
それではまた別記事でお会いしましょう。
長文読んでいただきありがとうございました。
あわせて読みたい↓
コメントを残す