心療内科と精神科、計2つの病院に通った僕が病院について感じた事

さて、このブログ内でも公言しているように、僕はパニック障害という心の病気があります。

まぁ詳しく全て話すのであれば、パニック障害、自律神経失調症、不眠症、軽い鬱病ですね。

ただ、この中でもパニック障害の症状が一番出やすくて、ひどいので一応、パニック障害のみで

まとめています。

これらの症状がある為、どうしても治したいと思った僕は病院にも通ってみたわけです。

それで、2つの病院に通ってみた結果、僕が感じた事を、ありのままに書きたいと思います。

1つ目の某有名な大病院の精神科に行った時のこと

ちょうど留学から帰国した時でした。どうにかこうにかアメリカの高校を卒業できて、

日本に無事したものの、ストレスによって患ってしまった不眠症によって、

僕はもう心身共に疲弊しきっていて、ボロぞうきんのような状態でした。

けど、この状態はどうしても嫌だと思い、とりあえず病院へ行こうと思ったわけです。

この病院は全国的に有名な某病院です。一応ここでは伏せておきますが、

皆さんも必ずきいたことあるレベルです。この病院に行へ行こうと思ったのは、その病院の

知名度、要はブランド力でなんとなーくよさそうと安易に思ってしまいました。

今思えば、そういう安易な思考に走った自分に嫌気がさしますが…

大きな病院なので少し待ち時間がありましたが、大きな病院だけあって、患者さんも結構いました。

僕は待ってる間に、心理テストのようなものを書いて待つように言われました。

かなり昔の事なのですが、たしか、下記のような質疑でした。

●次の言葉の空欄部分を自由に埋めてください。

1,私は(   )である。

2,死ぬことは私にとって(   )だ。

みたいな感じの質疑の問題はたくさんあり、他の形式の問題もたしかあったとは思いますが、

かなり遠い記憶な為、この部分しか覚えていないことをお許しください。

ティー
なんだこれ…なんか自由に埋めろとはいっても学校のテストみたいでだるいな…

なんて考えながら、ひたすら埋めていた記憶はありますw

心理テストのようなものが終わった時には、いつでも診察ができるよな状態になっていた為、

精神科医がいる診察室に案内されました。見た目はメガネをかけた色白のやせた感じの男性の先生でした。

先生に自分の症状の詳細をありのままに話していると、あの時の自分は何を思ったのか、

先生にこんな質問をしました。

ティー
先生は、どうして精神科医になろうと思ったんですか?

あの時、なぜ自分がこんな質問をしたのかは、自分でもよくわかりません。

特に意味はなかったのかもしれませんが、すると先生の回答は、

ん~実はですね、私ははじめは外科医になりたかったのですが、元々肌が弱くてですね。それで、手術で使う医療用の液体が肌に合わなくて、肌が傷んだり荒れたりしてしまうので、外科医はあきらめて次は内科医になろうと思ったのですが、

内科医は同じ症状でも、お医者さん1人1人によって全く意見が違うという事が頻繁にあるんです。私の中ではそのような状態がどうも納得いかなくて、内科医は合わないなと思い、じゃあ何にしようかと考え流れに流れて、いきついたのはこの精神科でした。しかし、この仕事を今後続けていこうかと考えた時に、とてもじゃないですが、自分には向いてないのかもしれないと考えていて、辞めようかどうか悩んでいるところです。

僕は驚愕だった。てっきり、精神疾患の人を助けたくて精神科医になったのかと思ったのだが、やはり自分のイメージだけを先行させるのはよくないなと学びになりました。

ただ、驚愕と同時に、自分の事を正直に話してくれた先生にはなぜか少しだけ好感度を持てました。

世の中には自分が好きな仕事でなくても、きちんと仕事をこなしてる人はいるし、

僕自身も今までやってきた仕事では、好きだった仕事の方が少ない。

いや、むしろほとんどないと言ってもいいかもしれない。話は逸れそうになってしまったが、

最終的には睡眠薬を飲んで様子を見ましょうかということで淡々と診察は終了しました。

結局睡眠薬をもらったところで、筆者の症状は一向に改善がみられなかったのだが…

2つ目の街中にあるとある心療内科に行った時のこと

この病院に来た時はもうかなり精神疾患の症状が末期でした…

朝起きるとベットから動けない、呼吸が苦しい、心臓の動機がひどいといった症状だったので、

この状態では確実に生活に支障をきたす(不眠症の時点ですでにきたしていたけど)と思い、

インターネットで検索して、ここ良さそうだなと思った、心療内科にいってみました。

ここは前回行った大きな病院とは違い、ビルの中にある病院でしたが、

院内の中はすごく静か清潔感もあり、雰囲気は悪くなかったです。

自分が症状を全て詳しく話すと、パニック障害と自律神経失調症という診断を受け、

とりあえず薬を出しておくのでそれで様子を見ようという、前回と同じとりあえずパターン

で幕を閉じました。

ここの病院に行ってパニック障害の診断を受けた詳細の記事はこちらです↓

あの朝…僕はパニック障害になりました。

精神科と心療内科の2つの病院に行ってみての僕が感じたこと

精神科系の病院へ行ってみて僕が感じたこと、それは

意外と淡々としているということです。

人間的というよりも、事務的な感じがしました。

この病気だったらこの薬を処方して終わり!みたいな当てはめ方式がメインだったので、

余計にそう感じたのかもしれないです。

もちろん、全部の病院がそうでないと思いますし、僕が行った病院かお医者さんがたまたま

そうだっただけかもしれません。それにお医者さん達も別に悪気があってやってるわけでは

ありませんからね。必要以上に自分が感情輸入して自分までおかしくなってしまうことを避ける為の

対策かもしれませんし、そこは本人のみぞ知るところでしょう。

ただ、僕も僕の知り合いの精神疾患を持ってる人も、みんな薬では根本は改善されていないです。

薬に頼るのもその場しのぎにはいいかもしれませんけどね。

なので結論、病院や薬に頼るよりも、他のアプローチを考えた方がいいのかなと個人的には思いました。

僕も今後の人生の事を考えると、

この症状を改善する、もしくは完治まではいかなくても、うまく共存するすべを毎日模索しています。

何かいい案があれば是非教えてください。長文読んでいただきありがとうございました。

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1987年生まれ。病み系、出会い系が得意なクリエイティブライター&社会不適合者。
フリーター歴10年、サラリーマン1年半といったところ。
幼少期に母親から虐待を受けたり、アメリカ留学したり、出会い系の会社に勤めたりと色々とまとまりのない経験多数。
パニック障害や自律神経失調症といった心の病と現在も共存中。
スイーツと映画をこよなく愛している。
もう自分自身を殺して生きる事に疲れ果て、ありのままの自分を表現する為に、当ブログ「Tough Life(タフライフ)」を運営中。
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