あの朝の事は今でも忘れもしません。
僕はパニック障害という心の病気を持ってるのですが、
今でも時々しんどい思いはしますが、なんとか頑張って生きてます。
今日はパニック障害になったあの朝のお話をしたいと思います。
あの朝…
朝起きると、身体が金縛りのような状態で動かなかった…
激しい動悸で心臓がドクドクなり、息が苦しい…
仕事でベットから身体を動かさないといけなかったが、もう無理だった…
外に出るのも怖い…
その日は職場に連絡もせずに無断欠勤の状態で、その心身不安定な状態と1日を過ごしました。
こんな状態の事、ナイーブな事だったので人に話すのに心理的抵抗がったというのと、
話しても理解してもらえるわけない。心のどこかであきらめがあったからです…

心療内科を受診する
たしか、3日~4日だったと思う。
そんな状態でベットからほとんど動けない状態が続いて、死体のような時間を過ごしていました。
その時は少しだけ動機もおさまっていましたが、外に出るのは怖いという思いはなぜかありました。
でも働かないと、支払いとかもあるし…どうしたらいいだろう…
この状態を治さないと何も解決しないよな…
そう思ったので、気は進まなかったですが、心療内科医を受診する事にしました。
とりあえず良さそうなところを探して予約して行ってみると、
中は静かで、僕以外に1人だけ患者さんがいました。
この人も何か心の病で苦しんでることがあるのかな?そう思っていると、10分もたたないうちに
受付のスタッフのお姉さんから呼ばれて、先生のいる診断室へ入りました。
診断室に入ると見た目年齢は60代くらいのおじいさん先生がいました。

僕はあの朝起こった出来事をありのままに話しました。





僕は正直がっかりしました…もっとカウンセリングのような形のイメージでしたが、あまりにも先生の対応が淡々としすぎていたのもあり、薬を出して、はい終わり!みたいな印象を受けて、
それでは、根本的な解決にならないのでは…と病院に行って逆に絶望感すら感じました…。

一番ひどい状態
病院へ行った後に僕が感じた事は絶望のみだったので、
薬がなくなった後も、病院へは行きませんでした。行ってもどうせ解決にならないと、
ここでもあきらめが出てきたからです。
それでも症状が完治したわけではないので、病気をずっと続きました。
今に至るまで続いています。
一番ひどい状態の時は身体がしびれてきます。特に腕、手、顔面の一部。そして過呼吸ですね。
あの状態になるともう言葉では表現しにくい、心身の地獄を味わう事になります。
これから僕はこのパニック障害とどのように生きていけばいいのか…
今でもそんな疑問がずっと僕の中に居続けています。

どうして僕が自分の病気の事を話そうと思ったのか
普段極力僕は自分の病気の事はもちろん伏せてますし、本当にごく一部の人しか知りません。
ブログ内ではありますが、なぜ、話そうと思ったのか、それは…
僕が心の疾患の事を考えると毎回頭の中を駆けめぐるこの思い、
「誰もわかってくれない」
というものがあるからです。
人にはなかなか言いづらい事ですし、社会からの理解っていうのもほとんどない世の中だと思います。
でも心の病気を持っていても一生懸命頑張ってる人を実際に今まで何人も見てきました。
本人達も辛いのを隠しながら毎日必死です。僕自身も、今思えば、
元々不眠症があってストレスに弱い体質なのに、それでも無理して「笑顔で」とか「気合いで頑張ろう」「人に迷惑や心配をかけてはいけない」
というような思いで、毎日を仕事や普段の生活を生きていたら、最終的にはパニック障害になってしまいました。
もし、ななたの周りに、心の病や精神疾患で苦しんでいる人がいたら、メンヘラとか言わずに、
ほんの少しでも寄り添ってあげてほしい。100%じゃなくてもいいから。
そんな思いが芽生えてきたので書くことにしました。

僕自身も、病院とか薬に頼るのではなく、人生が少しでも自分にとって充実したものになれば、
自分の病に対する答えもおのずと出ると、今は漠然と思っています。
さて、明日をまた楽しく生きられるようにゆるーくいきますかね^^
僕の切実な思いと現状ですが、最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます。
こちらの関連記事もよければどうぞ↓