僕のお母さんは20代の若い頃から宗教をスタートし、今でも熱心に教会に行ったり活動を続けています。
親の自分がいいと思ったものは子供にも僕も幼いさせたいという心理が働くのか、僕も幼い頃は、
教会に連れて行かれたり、その宗教が修行の為に利用する「海外の総本部」に連れて行かれたり、
高額なお祈りの場に連れて行かれたりと、幼少期から特定の宗教の中ではあらゆる体験をしてきました。
でもどんなに母親から宗教や信仰の世界を押しつけられても、僕は残念ながら母のようにはなれませんでした。
そんな母親を見てあらゆる体験を通じて僕が宗教の事をどうとらえているか、結論から言うと…
会社組織(法人)です。
その理由は以下の3つです。
- 商売の根本が成り立っている。
- キレイごととかは抜きにして組織を維持する為に必ずどこかでお金が発生している。
- 世の中にはびこっているあのビジネスを実例にして解説
ちょっとドライな筆者かもしれませんが、僕自身の宗教体験を経て、冷静に分析した結果です。
まぁ、まずは理由を落ち着いてきいていただければと思います。
目次
商売の根本が成り立っている
世の中にはたくさんの形態の商売があり、リアルの世界だろうと、
インターネットの世界だろうと、商売をする上で変わらない真理があります。それは、
- 集客
- 教育
- 販売
です。
では、これを?宗教の組織に置き換えると、
- 集客(人脈を作り、仲良くなり、入信を催す。)
- 教育(偉い幹部や教祖様の講義やお話で、その宗教の良さを伝えファンにさせる)
- 販売(ファンになると、お布施代や献金を払う事はもちろん、宗教が販売している本や商品も購入する)
とこんな感じです。僕の母親もこの流れに綺麗に乗っかってましたね。
最近では、CMをしている宗教法人もあるので、それが集客やイメージアップにつながっているのでしょう。
CMをするほどのお金が集められてるってすごいな…と筆者は個人的には驚愕してます。
ちなみに、僕の母親が入信している宗教は子会社をいくつももっていて、
そこで健康食品や漢方などを販売しています。
もちろん母はファンの1人なので、この会社から頻繁に商品を購入しています。
身内を通じて冷静に見ても、やはり、商売としてきちんと成り立っていますね。

キレイごととかは抜きにして組織を維持する為に必ずどこかでお金が発生している
宗教も宗教法人という言葉があるように、経営ができないとやっていけません。
例えば、教会の建物を借りている場所なのであれば、月々家賃を支払わないといけませんし、
電気代、高熱、水道代などあらゆる経費がかかってきます。
下手したら人件費だってかかるでしょう。僕の母親がやってる宗教の教祖は、
世界中を回って講演会のようなものをやっていたので、おそらくその旅費だってバカにならないと思います。
では、そのあらゆる経費はどこから出てるのでしょうか?それら全てを個人だけでまかなうのはとても厳しいですね。
そう、会員さんからの献金や売り上げでまかなわれています。
会社組織が売り上げをあらゆる必要経費に回す仕組みと同じです。
1つ1つの売り上げがどのくらいの割合で経費に回されているかは僕は知るよしもないですが、
宗教(会社組織)を維持する(を経営する)為にも、お金が発生するのはある意味必要不可欠でしょう。

世の中にはびこっているあのビジネスを実例にしてさらに解説
最近はあまりないですが、僕も時々会員制ビジネスからの勧誘がありました。
そう、いわゆる、ネットワークビジネスですね。
色んな勧誘を受けてる中で、仕組みとかあらゆる説明をされたりするのですが、
その時に僕は時々この一言を言ってしまいます。

すると、驚いた事に、

と人が変わったように不機嫌になる人や、

とどこか小馬鹿にしたような、半笑いのイラッとする反応をする方もいますw
宗教という言葉をきいて、何を過剰に反応するかはよくわかりませんが、
別に僕はバカにする為にそんな事を言っているつもりは毛頭ありません。
まぁ僕の言い方も悪かったのかもしれませんが…
僕個人としては会員制のネットワークビジネスが1番宗教の売り上げを上げる過程にマッチしていると
思っているからです。

では先ほど、お話した集客→教育→販売の流れで見ていきましょう。
宗教の場合↓
- 集客(人脈を作り、仲良くなり、入信を催す。教会に誘う。)
- 教育(偉い幹部や教祖様の講義やお話で、その宗教の良さを伝えファンにさせる)
- 販売(ファンになると、お布施代や献金を払う事はもちろん、宗教が販売している本や商品も購入する)
ネットワークビジネスの場合↓
- 集客(SNSや人が集まるイベントで人脈を作り、セミナーなどに誘う。もしくは直接営業(勧誘)する)
- 教育(売り上げを上げていると思われる人がセミナーで壇上に立ち会員を増やす為に講義する。会員には考え方やビジネスのやり方を教育する)
- 販売(会員になると、その会社の商品を使うのは当たり前と教育されている為、商品を購入する)
てな感じで、商売の根本は一緒です。
ちなみに余談ですが、僕の母親の宗教は天国に行く為に12人は入信させるようにと教えているそうですが、
それだと初めて話をきいた人はハードルが高く感じる為、ビギナーさんには4人でいいと教えるそうですw
入信してから、実は天国へ行く為のハードルが高いと気づくパターンでしょうね(そんなやり方でいいのかよ…)
まとめ
というわけで、もう一度僕の宗教についての捉え方をまとめると以下の3つです。
- 商売の根本が成り立っている。
- キレイごととかは抜きにして組織を維持する為に必ずどこかでお金が発生している。
- 世の中にはびこっているあのビジネスを実例にして解説(集客→教育→販売の基本は同じ)
まぁ勘違いをされない為にも最後に言わせてもらうとすれば、
こんなドライに見えてしまう僕でも、僕自身は、宗教に対して偏見もありませんし、
実際に宗教に入っていても、きちんと自分のキャリア形成を頑張ってる方々をアメリカではたくさん
見てきました。まぁ過度に宗教に思考や行動まで依存してしまったり、他力本願になってしまうのは
正直よろしくないと思いますが…
宗教も1つの会社組織であるという事を、筆者の体験や母親の宗教活動を見て学びました。
長い文章を読んでいただき、ありがとうございます。
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