認知症の祖母が受けていた家族からの虐待

筆者には認知症だった祖母がいました。

まぁ社会問題として取り上げられるような事が僕の身内にも起きていたわけです。

認知症がある身内をみるのって家族にもストレスが伴うのはわかるのですが、

その結果、筆者の祖母もひどい扱いを受けていました。

どんな扱いかというと心理的虐待ですね。

殴る蹴るの身体的虐待ではなくて、罵声とか暴言を浴びせる虐待です。

介護や認知症に対する理解を訴える為に、あの時の事をお話します。

認知症の症状(筆者の祖母の場合)

筆者の祖母の場合ですが、下記の症状がよく見受けられました。

  • 何度も同じ言葉を繰り返し話す。
  • こちらの質問してる内容に対する回答が答えられない(会話がかみ合わない)
  • 徘徊

まぁこれらは認知症の方にはよくある症状です。

祖母が受けていた身内からの心理的な虐待

筆者のように介護職経験者であれば、特にうろたえる事もないのですが、慣れていない家族はそうもいかないのでしょうね。

祖母の事は祖母の長男、筆者からすると叔父さんがみていたのですが、もうそりゃひどいものでした。

例えば、祖母が認知症の症状で同じ言葉を繰り返したりすると、

お前は何度も何度も同じ事ばかり言ってから!このバカがっ!!

だったり、祖父の方が先に他界したのですが、それを踏まえて祖母に向かって、

こっちが早く死ねばよかったのにっ!!

とこんな感じでした。

祖母と叔父は対馬に住んでいるので、毎回対馬に帰る度に、こういった心が傷つくようなやりとりを毎回目の当たりにして筆者は介護職に就く前から認知症の方に対するひどい扱いを身内を通じて目の当たりにしていました。

一時期は福岡の実家で祖母を預かったが…

身体が弱っていたのもあったので、対馬よりも福岡の方が病院のクオリティが高いという事で、

祖母を福岡の病院へ連れて行ったついでにしばらく筆者の実家で祖母を預かる事になりました。

はじめの数日間は特に何もありませんでした。しかし、ある時から祖母は家から抜け出して徘徊するようになりました。

筆者は仕事で家にほとんどいませんし、母親も家にじっとしてられない人なので家を空けてる間にです。

筆者が仕事の休憩時間に携帯に着信履歴と留守番電話がいくつか残ってるので、

メッセージを再生してみると、おばあさんを預かってますと警察からかかってきてたり、

母が何度も警察署まで迎えに行ったりしていました。その結果、筆者の実家で預かるのが難しいという事になり、

結局祖母は対馬に帰る事になってしまいました。

対馬に帰ってから1ヶ月も経たないうちに…

祖母が対馬に帰ってそんなに日数が経ってないある日…

母から電話で祖母が亡くなったとの知らせをききました。あのまま対馬に帰ってもまたひどい扱いを受けて、

祖母の為にならないと、自分なりに色々とリサーチしていた時の事だったので、急に力が抜けてしまいました。

人は本当にいつどうなるかわかりません…

筆者が祖母の辛い経験を通じて学んだ事&メッセージ

あの生々しい経験があったから、筆者は認知症に対する人の理解度の違いや、

あるいは、認知症の身内をみる家族にかかるストレスなんかを学びました。

認知症の方はすぐに物事を忘れたりしますが、悪い事や傷つくような事は覚えていたりするので、

祖母もきっと辛かったと思います。というか認知症でなくてもあんな扱い受けたら傷つきます。

言葉であろうと何であろうと、一方的な暴力は容認できません。

何もしてあげれなかったあの時の自分への後悔は筆者の中に今だに残っています。

あの時の自分への戒めの1つではありますが、こうやって情報発信する事によって少しでも、

認知症の家族を持ってる方の心に響けばと思いこのブログを書いています。

決して他人事ではなく誰にだって起こりえる事だからです。

読んでいただきありがとうございました。

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ABOUTこの記事をかいた人

1987年生まれ。病み系、出会い系が得意なクリエイティブライター&社会不適合者。
フリーター歴10年、サラリーマン1年半といったところ。
幼少期に母親から虐待を受けたり、アメリカ留学したり、出会い系の会社に勤めたりと色々とまとまりのない経験多数。
パニック障害や自律神経失調症といった心の病と現在も共存中。
スイーツと映画をこよなく愛している。
もう自分自身を殺して生きる事に疲れ果て、ありのままの自分を表現する為に、当ブログ「Tough Life(タフライフ)」を運営中。
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