この前ツイッターを見ていると、クロネコ屋さんというアカウントがこんな事をつぶやいていて、
全く同意見だなと思ったので、シェアと意見を述べさせてもらいます↓
マルチタスクが出来ないADHDの人はアフィリエイトやライターがおすすめという記事を書いた。殴り書きですが、サラリーマンになれないからといって絶望してる人に届けばいいなhttps://t.co/cil7z0eBeC
— クロネコ屋@アフィリエイター (@NINJAkusokuso) January 16, 2018
こちらのクロネコさんの記事を筆者の言い方でまとめると、

筆者がなぜこのADHDの記事にここまで敏感に反応した理由は、次の3つの理由があります。
- 症状については筆者自身も思い当たる部分があるから。
- 筆者の昔の彼女の息子さんはADHDがあったから。
- これまでの複数の職場の経験から、ADHDのような症状がある人は肩身の狭い思いをするのを身をもって知っているから。

ある意味社会問題だと思いますし、理解が得られない事によって本人達も自分たちの生き方が
このままではわからなくなると思いますので、思ってる事ズバリ言います。
目次
症状については筆者自身も思い当たる部分があるから。

まずはADHD(注意欠如多動性障害)の症状の名称と例を紹介します。
衝動性
- 相手の話を最後まできちんときかない。その結果、話の途中でも普通に口を挟む。
- 言葉選びができない。相手の気持ちも考えずに思った事をそのまま口にして傷つける事もある。
- 買い物に行くと後先考えず衝動買いをする。
多動性
- 基本的に動かずにじっとしておく事が難しい。
- 貧乏ゆすりをしたり、周りをキョロキョロしたり落ち着く事が苦手。
不注意
- 忘れ物や物の紛失が多い。
- 自己管理が苦手(お金、掃除、時間など)
- うっかりミスや間違えも多い。
- 物事を順序立てて行う事が苦手。
これらの3種類の症状とそれぞれの具体例をあげましたが、私の場合はこの不注意の部分が全て当てはまっています。
そして今まで、これらの事ができない自分を何度も責めてきました。

こんな事を今まで何度も思ってきました。だからこの記事を書いてる今も、診断は下されてないけど、
自分はそうなんじゃないかなと思い当たる節がたくさんあるので、ADHDについてはとても自分事として捉えています。
筆者の昔の彼女の息子さんはADHDがあったから。
筆者は昔、バツイチの子持ちの方とお付き合いしていたのですが、彼女から自分の息子は
ADHDの診断を受けたと伝えられました。確かに彼は、自己管理が極端に苦手でしたし、すぐにキレます。
物事を覚える事も苦手なので、せっかく採用されたコンビニのアルバイト先でも、
やる気がないと思われ、きつく当たられていたようで、最終的には自分から職場に行かなくなり辞める結果になりました。
頑張っているつもりでも、頑張ってないと怒られる事に理不尽とストレスを感じれば、
職場に行きたくなくなるのも無理もないですね。

これまでの複数の職場の経験から、ADHDのような症状がある人は肩身の狭い思いをするのを身をもって知っているから。
今お話した元カノの息子さんもそうですし、筆者自身も不器用で物覚えがよくない事でストレスになるような思いをたくさんした事があります。
筆者は仕事だけではなくて、心から好きな習い事でもなかなか教えられた事を覚えられずに、怒鳴られた事もあります。
そして、これまでさきほどお話したADHDの特徴を持ってる人(ADHDではないかもしれないので断定はできない)
を客観的に見ていて、職場で辛い思いする人たちを山のように見てきました。
筆者はこれまでたくさんの仕事や職場を経験しましたが、どの職場にも高確率でなぜかあれらの特徴を持ってる方々がいたからです。
もしかしたら、ただ単に惰性だったりやる気がないのかもしれませんが、そうでない可能性だってあります。

ADHDの症状を持ってる方々は筆者なりに表現すると不器用なんです。
筆者を含めて器用な事はとても苦手です。まぁ逆に言えば、
器用な人が好かれる理由を筆者自身の独自の視点で分析した結果、この2つが一番大きな要因でしょう。
- 1人で会社が求める以上の仕事をこなしてくれたり、成果をもたらしてくれるから。
- 教える側の負担が少ない。
確かに、たった1人の人件費で2人分3人分のお仕事を器用にこなせる人であれば払ってる人件費以上に
ものすごく価値のある人材ですし、何回も同じ事を教える必要がほぼなくて、おまけに成長速度が速い。
教える側からしてもとても楽なわけです。しかし、不器用な人にこういった事を求められても、
すぐにはできません。いつまでもできないと教える側によってはイライラしてきたり、
相手の事をやる気がないとか頭が悪い等と決めつけて接し方が悪化していくので、
ADHDの方々にとってはすごく生きづらい社会だと筆者は思います。
まとめ
- 症状については筆者自身も思い当たる部分があるから。
- 筆者の昔の彼女の息子さんはADHDがあったから。
- これまでの複数の職場の経験から、ADHDのような症状がある人は肩身の狭い思いをするのを身をもって知っているから。
これら3つの理由から筆者はADHDの方々の気持ちがよくわかります。
ですので、クロネコ屋さんのブログもかなり見入ってしまいました。クロネコ屋さんはブログ内で、
ADHDの人は他人からあらゆる仕事を常に振られる会社員よりも、1人で自己完結ができるアフィリエイトや
ライターのお仕事がいいとオススメしていますが、筆者はアフィリエイトやライターを強くオススメしているわけではないですが、根本的な考え方としては正解だと思います。
僕なりに付け加えるのであれば、自分が心から没頭できるようなもので尚かつ自己完結できるお仕事がいいですね。
ADHDであろうがなかろうが、感情ある人間なので、本人が気付いてなくても没頭できるものは必ずあります。
良くも悪くも現代はとても便利になっていて、選択肢がたくさんある世の中になりましたので。
今回とても考えさせられたクロネコ屋さんのブログだったので興味があれば参考までに読んでみてください。
>>クロネコ屋さんのADHDに関するブログ
それではまた別記事でお会いしましょう。
長文読んでいただきありがとうございました。
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ADHDの上司がいたことありますよ。
散々かき回して炎上させては病気を理由にして人に振るので、大変でした。
全員の反対を受けたのに勝手に事務所借りてきたりとか、営業が先方と話して出した見積もりを無視して勝手に作ったクソみたいな見積もりを出して先方を激怒させたりとか。誰一人として幸せにならなかったです。
難しいところですよね。誰しもに、いるべき場所があって、そこから大きくずれるといらぬ負の連鎖を生んでしまう。
受け入れる社会も必要だけど、ずれてるぞって言えるシステムも必要なんだろうなと思います。
大変でしたね…本人は悪気はないから余計なんですよね。
やはりそういうケースからもわかるように、人には適材適所があると思うので、
「お互いの為にも」そういうずれを埋めるようなシステムがないと、
いつまでたっても解決できない問題ですよ…