出る杭は打たれるという言葉の違和感

筆者は昔から出る杭は打たれるという言葉に非常に違和感を持っています。

まずは出る杭は打たれるという言葉の意味を調べました。

コトバンクから引用↓

 才能・手腕があってぬきんでている人は、とかく人から憎まれる。
 さし出たことをする者は、人から非難され、制裁を受ける。

出る杭は打たれる-コトバンク

まぁ人それぞれの概念は違うかもしれませんが、僕なりの解釈としては、

とにかくいろんな意味で目立つ人(特にできる人)を鬱陶しいと思ったり、排除しようとする行動や心理というようにとらえています。

ただし、筆者はフリーターやってる時にあらゆる人間関係を見たり経験したりしてきたので、

この言葉の意味合いに対する疑問をまずは実際に見た人達の実例を踏まえて

順番に解説し最期にまとめていきたいと思います。

目次

飲食店に勤めていたころのYさん

僕がとある飲食店に勤めたいた頃、Yさんという管理職のおじさんがいました。

管理職ではありますが、まったく管理業務ができない上に、同じ事を注意されても何回も同じ事をします。

そんな感じなので周囲からはかなりうっとうしがられていましたし、Yさんも自分のミスを指摘されても、

絶対に認めようとしません。みんなからは嫌われて、最終的には管理職からおろされてしまいました。

世の中で認識されてる出る杭ではないでしょうか、打たれてしまっていますね。

 

飲食店に勤めていたころのHくん

このHくんの場合はさきほどのYさんとは間逆でバリバリ仕事できて能力も高い管理職でした。

まだ若いのに仕事ができて目立つので最年少で社員になれるのではと期待をかけられていて、

実際には社員面接まで駒を進めていました。しかし、社員としての入社は保留になってしまいました。

なぜかというと、Hくんは仕事はできるのですが、後輩や部下に対する指示の仕方やコミニケーションで、言い方が荒い、きついという事で社内でクレームを受けていました。

Hくん自身は別に差別や感情だけで言っているのではなく、仕事に対しては真面目で厳しい姿勢を貫いていました。

現に僕に言っていたのは、

今は憎まれても嫌われてもいつかは自分の為を思って言ってくれたとどこかで気付いてくれればそれでいいです。

と言っていましたが、その彼の気持ちは会社には全く通じておらず、現実は厳しいですね…

結局、Aくんは仕事の為と思い熱心に心を鬼にしてやっていても、会社や上層部からしたら、

下の人からクレームが多い彼の人間性はどうなのか?という事になり、いつまでも評価は上がらず社員にもなれずじまいでした。

パソコン使うお仕事に勤めていたころの男の子(直接絡みがなかったので名前不詳)

この男の子の場合はとにかく内気な性格でしたね。最低限の挨拶はしますが、それ以外のコミニケーションがとれませんでした。

ていうか言葉をあまり発してなかったな…その為、仕事の中でも他の人に仕事をお願いしたり、

あるいは、できる、できないの意思表示ができないので、結局1人で全て抱え込んでしまう上に、

意思表示ができない結果、自分にはできない事まで言われるがままに受けてしまうので、

結局仕事を完了できない事が多くて、上司からはできない奴というレッテルを貼られ、放置されるというかわいそうな扱いを受けていました。

最終的には、当日連絡で胃が痛くなったと言って退職してました…

結論、出る杭は打たれるという言葉の違和感を筆者なりに言い換えてみた

筆者がこれまで紹介してきた人達は世間の人達がイメージする出る杭から出ない杭まで様々です。

もっとたくさんいましたが、まぁ出し始めるとキリがないのでこれくらいにしときましょうw

筆者がこれまで見てきた中淘汰されていった多くは、コミニケーションがうまく取れなくて打たれているという人が多かったです。

まぁ僕も出会い系サイトの会社に勤めていた頃、1社はそれでクビになりましたしw

昔、僕の好きな心理学の先生の本で読んだ事があるのですが、仕事ができるできないの能力に関わらず、人付き合いや上へのゴマすりがうまい人がリストラの対象になりにくいというデータがあると書いてありました。まぁそれがその人の特技、能力なんだろうけど。

したがって、出る杭は打たれるという言葉を筆者なりに言い換えると、

ティー

出る杭だろうが、出ない杭だろうが、腐った杭だろうが何だろうが、

その杭の他人からの印象によって打たれるかどうかが決まる。あるいは、打つ人の好き嫌い、もしくは人間性の問題。

以上、出る杭は打たれるという一般的なイメージと実際にはどうなのか?という部分でものすごいギャップを感じた筆者の意見でした。

読んでいただき感謝致します。

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1987年生まれ。病み系、出会い系が得意なクリエイティブライター&社会不適合者。
フリーター歴10年、サラリーマン1年半といったところ。
幼少期に母親から虐待を受けたり、アメリカ留学したり、出会い系の会社に勤めたりと色々とまとまりのない経験多数。
パニック障害や自律神経失調症といった心の病と現在も共存中。
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もう自分自身を殺して生きる事に疲れ果て、ありのままの自分を表現する為に、当ブログ「Tough Life(タフライフ)」を運営中。
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