あらすじ
亡くなった父の遺骨が見つからない為、主人公の照恵はその遺骨を探す日々を送っていました。
遺骨を探す時間を過ごす中で優しかった父親の記憶が蘇ってきますが、それと同時に照恵にとっては痛々しい記憶も蘇ってきました。
そう、母の記憶です。
照恵は幼少期に母親からひどい虐待を受けており、大人になってもその時のトラウマをぬぐえずにいました。
殴る蹴るは当たり前で、タバコの火を押しつける等、壮絶な記憶に苦しみながら、
照恵は父の遺骨を探す旅を続けますが…
みどころ&感想
この映画は僕がすごく感情移入してしまう映画です。
映画の中では虐待をされた経験がある人間がどんな生き方や感情を持ってしまうのかが如実に描かれています。
虐待をされる事も辛いですが、虐待が終わった後もその記憶にさいなまれるのは本当の生き地獄と言っても過言ではないです。
僕自身も幼少期は毎日のように母親から暴力を受ける日々を過ごしていたので、見ると心が痛くなるのはわかってはいても、何度もこの映画を見てしまいます。
是非この映画を見ていただいた方には、人のぬくもりの大切さを今一度感じて欲しいという意味合いを込めてオススメの一本として選ばせていただきました。
苦しいシーンもありますが、その分ほんの些細な事なのに温かみを感じる部分があるところが見所です。
この映画を通じて実際に虐待に苦しんでいる子供達への理解とサポートがさらに増えていく事を願って…
以上、僕のお薦めの一本、愛を乞うひとでした。
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