前回、こんな奴に親は任せられない!昔、筆者の施設にいた介護士のクズという記事を書いて、この介護士がどれだけ問題児だったのか紹介しましたが、
やはり、ずっと悪い事はできないようになっていますね。サボってばかりいるクズ介護士の彼にはとうとう天罰が下りました。
さて、ざまぁみろ!!と思ってワクワクしてる方々の為に、どんな天罰だったのか順を追ってお話しましょう。

事の発端
筆者の施設には、半身麻痺の利用者さんがいるのですが、気分が向かない時には夕飯に連れて行こうとしても、行こうとしない時があります。
まぁ人間なので、気分が向かないことって誰しもあるとは思いますが、筆者の施設はご飯を全く食べないというのは
よろしくないという考え方なので、誰かこの利用者さんの居室にご飯を持って行って食べさせようという事になりました。
そして、その食事介助役が今回その問題児になったわけです。
居室にご飯を持って行ったのはよかったのですが、ご飯を口に運ぶお仕事はせずにベットに座って、あしを組んでテレビを見ていたそうです。
しかし、そこに面会に来た家族が登場!家族からしたら半身麻痺の利用者さんが1人で片手でご飯を食べていて、
介護士が隣で何もせずに足を組んでボーッとテレビを見ているという光景に違和感を覚えたようで、不信感が募ります。
そして、その不信感が発端となり、家族から施設と社長の耳に報告が入って事が公になりました。

ふと思ったのですが、介護業界の悪事がバレるのってだいたい家族からの報告が多いですね…
職務怠慢がバレた問題児の末路
家族からの信用を失ったとの事で社長はすごく激怒します!!当時の社長は問題児の事をそこまで問題視していませんでした。
この人は不器用なだけでこれから少しずつ教えていけば何とかなるくらいにゆるーい目で見ていました。
しかし、利用者さんの家族からそんな報告が入ると、もうゲキオコプンプンマルです!!
他のスタッフがいない時にその人を呼び出して雷を落としたとの事でした。
どれだけお仕事をきちんとしなくても見守ってもらっていた彼がこの事件以降、以下のような扱いを受けるようになりました。
- ボーナスは見送り
- 問題児が何かやったらここぞとばかりに誰かが報告(これにより常に上司に問題児に関するクレームの嵐)
- 社長よりの指示でこれからは辞めてもらっても結構なので、普通に怒ったり注意していいとの事
まぁそりゃそうだよなって感じの結果になりましたね。完全に信頼を失って怒られた上に扱いもひどくなる人間の末路です…

筆者がこの天罰を通じて学びになった事
この事件以降、仕事に対してそれぞれのスタンスってあるので取り組み方はバラバラだとは思いますが、
筆者がこれを反面教師として勉強になったなと思ったのは、
調子に乗って手を抜くと自分の為にならないという事ですね。調子に乗ってサボる事が習慣ずいてると、
それが自然になってしまい、どこかでバレるのはもちろんの事なのですが、結局その間ってたいしたスキルも身につかないので、転職したりしても自分の糧や経験にならないですね。
例えば、介護の技術そのものに直結しなくても、仕事の取り組み方や考え方が全く別の職種でも活きたという経験は筆者自身も体験しています。もちろん逆も然りで、異業種から介護に転職した時もそうでした。
長い目で見ると、これまで真剣に取り組んで積み上げてきたものに敵う物ってないなって思いますね。
技術、信頼、どれをとっても。
長くなってしまいましたが、彼みたいになるとどんな末路になるのかわかったので、僕は頑張って生きようと思った記事でしたw
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