昔現役で出会い系サイトのサクラをやっていた時にこんな事を言う人をちらほら見かけました。

当時はこの言葉をきいても何とも思いませんでしたが現役を退いた今だからそこきつい一言を言ってあげましょう。

この言葉を言うのにはちゃんとした理由があります。その理由はこの1つに尽きます。
- 堂々と胸を張って周りに言えない
ではこの堂々と胸を張って周りに言えないというのをケース別に分けてみましたので1つずつ見ていきましょう。

堂々と胸を張って周りに言えない(ケース別の例)
お仕事の面接
次回の転職先に見せる履歴書に何て書くつもりですか?データ入力?事務のお仕事?
ちなみに筆者はマンション清掃のバイトの面接に行った時に、データ入力と履歴書に書いていたら結構深く掘り下げられました。こんな感じで。





てな感じで、堂々とできない後ろめたさがあるとこんな風に自信を持った反応ができなくなります。
もう面接での印象としては最悪ですね…

合コン
合コンとかってなると結構な確率でお仕事何してるんですか~というお話になります。
そういうお話しになったらどうするつもりですか?
あ、お客さんに変な写真を送ったり、出会い系サイト内でメールのやりとりをするだけの仕事とかですか?
いずれにせよ堂々と楽しい席で言える事ではないですね。

お友達
友達に今お前仕事何してるの?って言われた時なんて言いますか?
あ、今俺はメールのやりとりで女のフリしてお客さんを騙してお金稼いでるよって言いますか??
中にはおもしろがって食いついてくる人もいるでしょうが、友達が真面目なタイプであればとてもいい反応はしないでしょうね。

将来自分のパートナーや子供には?
パパ、ママのお仕事って何~?って子供からきかれた時、
パパ(ママ)はね、人に出会える事ををちらつかせて時給や歩合を稼いでたんだよ!すごいでしょう?って自慢げに言えますか?
そんなの子供が友達にお前の親仕事何してるの?って話になった時に言えないでしょう。
もしくは、夫婦の間でお仕事の話になった時に、客がメールで会おう会おうってうるせぇんだよ!って愚痴でもこぼすでしょうか。
サクラって若い人だけがやってるイメージですけど、筆者みたいに複数の会社を渡り歩いてたらいろんな年代の人が働いてるのを見てきました。
例えば、子供が生まれたばかりの30代すぎの男性だったり、母子家庭で頑張ってる40代くらいの女性もいましたよ。
その人たちを見る度に筆者はこの方々はどんな気持ちでこの仕事をしてるんだろうっていつも気になってました。
お子さんやご家族は本人のお仕事内容を知っているのだろうかとか。
結局のところ、それは本人達のみぞ知るところですけどね。

まとめ&再度警告
- 堂々と胸を張って周りに言えない
筆者が言いたかったこの言葉の真意はわかっていただけたでしょうか?
これらの例は極論かもしれませんが、これだけ堂々と言えるという事はある意味仕事として割り切れているという事でしょう。
しかし、逆に堂々と言えないということは社会的に認められてないと心のどこかでわかっている、
あるいは多少なりとも罪悪感があるという事です。

この仕事は確かに表面上で言えば楽かもしれません。筆者も罪悪感を感じる前はそう思った時もありました。
しかし、長期的に見ると決して楽な仕事ではありません。
座りっぱなしでパソコンとにらめっこで不健康ですし、隠し続けないといけない後ろめたさとの葛藤。
さらには、仕事内容をきかれた時にいちいち別の答えを用意しておくといった余計な思考を張り巡らすのにエネルギーを使います。
気にせずずっと自分の中だけに留めておくというのももちろんありだとは思います。それができる人なら。
以上の事を踏まえて、筆者からサクラのお仕事を楽だと思っている人へ最後の問いかけをさせてください。
自分の人生に後ろめたいほどの隠し事をし続ける事が果たして、楽(らく)な事でしょうか?
この問いかけの真意がわかるのであればこの仕事は人生という名の大枠でとらえると、決して楽ではないという事がわかるはずです。
以上、元サクラの筆者が現役サクラ達への警告とアドバイスでした。
読んでいただき感謝致します。
それではまたお会いしましょう。
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