「人に迷惑をかけるな。」
依存心という言葉をきくと悪い意味に聞こえますが、他人を頼る事も時には大事です。
ただ、1つ勘違いして欲しくない事があります。
ここで僕がお話する依存心は、お互いに頼り合う事が前提でのお話です。
つまり、依存=頼りあえる関係という事です。
どうしても自分はそれができないが、すぐにしなければいけないというような状態の時に、
他人の能力や時間に依存する必要が多々あります。
絶対に自分でやらないといけないというのはケースバイケース。
他人の力を借りなかった結果、他に迷惑が余計にかかったり、自分自身が追い詰められて余裕がなくなる。
こういう事が起こらない為にも、僕は依存心というのを下記の2つの考え方で捉えるといいと思います。
- 一方的なよりかかりはダメ
- 助け合おう。お互いに迷惑をかけあおう。借りを作り合おう。
一方的なよりかかりはダメ


こういう意識は絶対にダメです。
なぜダメなのか?具体的に言うと、
この状態では、自分の問題解決にならない。
そして、人から見るとそういう人は助けたくなくなる。ウザイ。
自分の問題解決にならない。

こういう状態になって人に助けを求める事自体は別に悪い事でも何でもありません。
しかし、人に助けてもらっても、また同じ問題が降りかかった時、また同じ人に助けを求めなければいけなくなります。
100%自分にその問題を解決できなかったとしても、次同じ問題が起きた時に、ある程度は自分で対応できるように、
問題解決の意識を持っておくのが大切です。
助けを求めた人に、自分にもできる事はないか尋ねてみるのもいいかもしれませんね。
助けてもらった時の事をメモしておいたり、または次同じ問題が起きたらどうすればいいか助けてくれた人を質問責めにする等、自分でもできるようになるという意識が大切です。
結果、それがあなた自身の為になりますし、助けを求める人への負担を軽くしてあげる事だってできます。

せめてこういうスタンスに変わる事が大切です。
人から見るとそういう人を助けたくなくなる。ウザイ。
やる気がないのに、問題が起きた時だけ助けて欲しい助けて欲しいと求められたらあなたはどう思いますか?
よほど、聖母マリアのような善人でない限りは、その人の事が嫌になるのではないでしょうか?

こんな事を思われてしまうと間違いなく縁を切られます。
実際に僕はこう思って縁を切った事が何度もあります。
僕だけではなくて、僕の友人達もそういう人と縁を切っているという話を結構耳にしました。
まぁ余談ですが、恋愛での依存体質の人はこういう事してしまう人多いですよね。
例えば、パートナーが明らかなクズでも、別れられない、けどクズの行動には納得ができなくてストレスが溜まるから、
友人に助けを求める。けど友人が助けたところで結局同じ事の繰り返し…
ていうか、ほとんどのケースはただ単に話をきいて欲しいだけというケースが多いので、本人は問題解決の意識というよりも、その時の気分をスッキリさせたいだけなのです。
まぁ、例えクズでも、パートナーを失った時の孤独感の方が本人の中で耐えられないんでしょう。
この具体例への対策としては、本人がクズパートナーと別れるか、友人が自分の事をいつもサポートしてくれるのは当たり前の事じゃないという事を理解をして、今後友人の負担が少しでも軽くなるようにクズパートナーとの関係性や付き合い方を見直すべきです。
やはり、本心では何もする気がないのに、助けて助けてとずっと言われ続けると、
言われている側は都合のいい時だけ利用されてると思うわけです。もう勘弁してくれと…。
ですので自分のできる事は自分でもやるというスタンスを相手に伝え、それを実行する事が大切ですね。
都合のいい時だけ連絡して助けを求め続けていると確実に嫌われます。
助け合おう。お互いに迷惑をかけあおう。借りを作り合おう。

依存心というものを捨てるのではなくて、この項目のタイトル通りの考え方に改めるべきだと思います。
人間は人に借りを作ったままにするのが心理的に負担になる傾向があります。
もちろん、人から借りた恩をすぐに忘れて仇で返す人もいますが、そういう人は除外しておいて、
基本的には何かしてもらった人に自分なりの形で返したいと思う人間が多いです。そうしないと自分の中で気持ち悪いし、落ち着かないから。
だから借りがある人に助けを求められれば喜んで協力しますし、むしろ何もしてないのに、相手が何かしてくれる事だっってあります。
そ・れ・な・ら!!

と1人で苦しむのではなく、

こんな感じで、お互いに助け合って生きていこうと共存の心を持った方が、みんながwin-winで生きれます。
ギブアンドテイクという言葉がありますが、僕に言わせれば、
ギブアンドキブアンドキブアンドテイクくらいでちょうどいいです。
だいたい、順番が逆な人が多いんですよ。テイクから考えようとする人もいれば、論外な人はテイクしか考えてない人もいますし…しかも、たちが悪い事に、それを無意識でやってる人もいます。
協力をしあう事で、自分の苦しみやストレスも軽減できて、物事も相手に迷惑をかけないという結果になったりします。
なんだかんだで人間は100%1人だけ、自分の力だけで生きてる人なんていません。
病気にかかれば病院のお医者さんにみてもらいますし、相談事があったら信頼おける人に相談したりしますし、自分の技術が足りなくてその技術がすぐに必要ならば、その技術を持っている人にお願いをする事だってあります。
ストレスが多い社会だからこそ、自分も積極的になる事前提で助け合いという名の意識改革が必要です。
まとめ
もう一度まとめると、依存心を捨てるのではなくて下の2つの意識へと変えていきましょう。
- 一方的なよりかかりはダメ
- 助け合おう。お互いに迷惑をかけあおう。借りを作り合おう。
僕自身も、普段からよくしてくれていた人が1人で苦しんだり悩んだりしていたと、後できいた時、

と思った事が何度もあります。
あなたの事を本当に大切に思ってる人はあなたを助ける事を迷惑だなんて思わないんですよ。
それではまた別記事でお会いしましょう。
長文読んでいただきありがとうございました。
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