あらすじ

主人公のオギーは遺伝子の病で周りの人とは違う顔で出産された。
その見た目により、これまで周り白い目で見られて生まれてからずっと苦しい人生を歩み続けてきた。
しかし、母親のイザベルはある一大決心をする。それはオギーを学校に行かせる事だった。
もちろんイザベル自身も不安がないわけではない。学校に通えば、差別やいじめの的にされるのは明らかだった。
その為、父親のネートはもちろん猛反対。しかし、このまま一生学校に通わないという人生ではいけないと思い、
イザベルはオギーを学校に通わせる。
10歳にして初めて学校に通い始めたオギーだったが、イザベル達の予想通り、周囲に子供達から白い目で見られる。
毎日のように行われるオギーへの激しいいじめ。
10歳にして挫折と挑戦を繰り返すオギーの新しい人生のスタートのドラマが幕を開ける。
レビュー 評価
「オギーの見た目は変わらない。私たちの見る目を変えなければならない」
オギーの学校の校長先生のセリフで一番僕が心の残っているセリフです。
確かに、現実世界でも作り話でも、人は自分と違うものを拒否する習性があるので、
「人とは少しだけ違う所がある者」が受ける過酷な時間が描かれています。
僕も含めて見に来ていたお客さんの鼻水の「グスっグスっ」っていう音が映画館の中には鳴り響いていました。
オギーくらいの年齢で同じくらいの年齢の子供達からひどい扱いを受けたり、裏切りを受けたりする事がどれだけ苦しい事だろうと想像すると涙を誘います。
しかし、悲し涙だけではなくて、嬉し涙のシーンもたくさんあります。
少しずつ理解のある仲間が現れたり、オギーががこれまで参加したことの中ったイベントに参加できたり、
心が温かくなるシーンも豊富です。
映画館の中であれだけ泣かされたのは僕自身、久しぶりですね。
苦しいシーンが多かったこそ、明るいシーンが際だつギャップのある映画です。
最初に紹介した校長先生の素晴らしいセリフ通り、僕も自分の見る目を変えていこうと前向きにさせられました。
もしワンダー君は太陽を見るのであれば、ハンカチかティッシュを必ず持参する事をオススメします。
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