この前、こんなリツイートをつぶやきました。
こんなことを言う人は大抵、
「やったことない人」
なんじゃないかと思う。 https://t.co/d6UHdDcNY0
— ティー@パニック障害と共存中 (@panicdisorder_T) 2018年12月16日
もう怒りとかそういう感情を通り越して、あきれてしまいました。
ですので、今回の記事はこんな事を言う人へ書きました。

この言葉に対する僕からの結論はこれです。

これから言うこれらの問題があると知っても同じセリフが言えるかい?
- 腰痛になりやすい。
- 不規則さとストレスで心身を壊すリスクがある。
- 家庭内、施設内でも虐待が多い。
- ニュースであってる事件なんて正直氷山の一角です。
- 常に人手不足。
- 給料安い、低賃金。
腰痛になりやすい。

これは結構有名ですね!!
介護を仕事としてやると、腰痛になる人がとても多いです。
高齢者の方には体重がとても重い人もいますし、寝たきりの人もいます。
そういう方々を持ち上げたり、動かしたりする時に力や腰を使います。
ようは身体を酷使するわけです。もちろん人によっては介護技術がとても上手くて自分の身体に負担を極力かけないようにする事ができる人もいますが、多くの人は基本的に身体を酷使して腰痛になります。
僕も周りの介護士の方々も整骨院に通いながら仕事してるって人とても多いです。
身体は痛めても仕事が好きという気持ちを見受けることができ、とてもリスペクトですね。
不規則さとストレスで心身を壊すリスクがある。

まず介護職は基本的に不規則な生活になります。
もちろんパートさんや派遣で上手く働いている人は別ですが、基本的には夜勤をやっている介護士が多いです。
理由は簡単。夜勤手当がないととても賃金が低いからです。
昼と夜が頻繁に逆転し、生活リズムを整える必要もありますし、徘徊したり、体調が悪い利用者さんに気を張りながらの夜勤はとても大変です。
生活リズムが崩れ、介護度が高い利用者さんをみているうちにだんだんとストレスが溜まります。
そして、最悪の結果として、精神疾患にかかってしまう事もあったりします。
もちろん時々夜勤が落ち着いている時もあるので、毎回きついというわけでもないですけどね。
しかし僕は、心の病にかかっている介護士さんと会ってきましたし、職場の同僚も持っている人多かったです。
家庭内、施設内でも虐待が多い。
よく介護に関するニュースであってる事件なんて正直氷山の一角です。
実際は虐待も事件ももっともっとたくさん起きています。

基本的に身内の介護もそうですが、介護自体ストレスを伴う事が多いです。
それこそ介護者が動けなかったり、夜中に徘徊したり、トイレを覚えなかったり、そういうお世話をするのはとても身内にとって負担が大きいので、介護施設に預ける事を検討しだします。
そうなると、単純に考えて、身内がストレスに感じていた事を介護者が受けるわけですから、今度は介護者がストレスを感じ出します。もちろん人にもよりますが。
介護士だって一人の人間なので、ストレスに耐えられない家族と何も変わらないです。
その結果、家で起きていた虐待が施設内で行われるという。
もちろん、僕は虐待は絶対にやったらいけない事だと思いますし、肯定もしていません。
ただ、テレビのニュースを見て、「虐待なんてよくないっ!!」なんて言うのではなくて一度、介護をみっちりとやってみてはいかがでしょうか?と思うわけです。
そしたら、どれだけストレスが溜まり、どう虐待につながるかというのが身をもってわかるはずです。
介護なんて誰でもできるなんて言葉を軽い気持ちで言わないと思いますよ。
常に人手不足。
多くの施設がとても人手不足に悩んでいます。
人手が不足するとどういう事が起きるか?
まず一人に数人分の仕事量が降りかかってきます。
そうなるとスタッフの体力的にも精神的にも余裕がなくなり、体調を崩したり、仕事が嫌になったり、最終的にはまた退職者が増えるという悪循環です。
想像してみてください?一人で認知症や身体的な介護度が高い人を見なければいけないという状況を…。
そりゃ余裕もなくなって仕事が嫌になりますよ…。
給料安い、低賃金。

まぁ賃金の基準のいうのは人それぞれなので、低賃金だ!!っていうのを公に言うのもあれなのですが、あくまでも僕の基準としては、家族を養ったりすの基準の賃金はないというものです。
夜勤手当をもらってなんとかといった感じです…。
実際僕も普通の勤務態勢の給与では生活に余裕ないので、夜勤専属になりました。
その代わり、元々パニック障害や自律神経失調症があるので、昼夜の逆転生活は自律神経が乱れまくって体調が整わないですが…。
そして、賃金が安いと何がよくないのか?
ただでさえ、ストレスが多い介護職なのにプライベートにも制限かかかるからです。
実家に住んで生活費の負担が少ないのであればまだしも、自分の生活費もあり、プライベートではお金の事を考えてしまい自分のしたいことができない…。
こんなことになったら仕事ではストレス、プライベートでは制限がかかりもう八方ふさがりです。
もちろんお金のかからない事をすればいいじゃないか!!という意見もあるとは思いますが、それはひとそれぞれですからね。
資本主義社会を生きていく上で、お金は何かしらかかってくるものなので、低賃金でハードワークという介護職に対するイメージがなくならない限り、人手不足も解消されないでしょう。
まとめ
というわけで、今回の記事をもう一度まとめると、

という言葉に対して僕からの結論は、

これから言うこれらの問題があると知っても同じセリフが言えるかい?
- 腰痛になりやすい。
- 不規則さとストレスで心身を壊すリスクがある
- 家庭内、施設内でも虐待が多い。
- ニュースであってる事件なんて正直氷山の一角です。
- 常に人手不足。
- 給料安い、低賃金。
というお話でした。
読んでいただきありがとうございました。
心に笑顔と栄養がいきわたりますように。
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